親友の訃報

今朝、新聞のおくやみ欄を見て我が目を疑った。
高校時代の同級生の名前があったからだ。
私の暗黒時代であった高校時代。
唯一の友達と言っても過言でないくらいの親友であった。
よく将棋をしたものである。
彼は、振り飛車党で必ず三間飛車を採用した。
美濃囲いに囲った後、銀冠から高美濃囲いと囲っていたのを良く覚えている。
修学旅行では一緒に横浜に行った。
高校2年の時、校内球技大会でバレーボールのチームを組んだのですが、バレー部の彼のリードの下、優勝した。
その後、彼は高校3年の途中で豪州に留学に行った。
東京に行ってビビッている程度の私とは大違いである。
ものすごい、決断力と行動力である。
高校卒業後、しばらくお会いしていなかったが、今の仕事についてから彼も別支店で雇用され、2〜3回くらい一緒に仕事をした。
最後にお会いしたのは3年前。
私の職場の近くに来た際に、立ち寄ってくれた。
すごく痩せた印象を受けた。
後で知ったことだが、大病を患って復帰した後だったらしい。
その後、LINEのやりとりを数回した程度であったが、非常に残念である。
36歳。
若すぎるよ。
私なんかよりよっぽど真面目で、責任感も強い人であり、英語もペラペラ、これからの社会に必要な人材であった。
留学に行く際、彼への寄せ書きに「また、一局やりましょう。」と書いたのを覚えている。
しかし、その希望が二度とかなうことはない…。
〇〇君、君の分も精一杯頑張るよ。
約束する。
ご冥福をお祈りします。