育児保険

3月17日の日本経済新聞に「育児保険」について書かれている記事がありました。
40歳以上が被保険者となっている介護保険の仕組みを応用し、20歳〜39歳層に育児保険の被保険者として保険料を求める制度です。
妥当な考え方だと思います。
私なら、20歳〜44歳までを育児保険に加入させ、45歳〜64歳までを介護保険の2号被保険者とします。
晩婚化と晩産化の影響もあるので、44歳までが育児保険の加入者とすればいいんじゃないかなと思います。
保険制度にすることで、社会で育児をするという制度ができるわけです。
介護保険制度ができきた際も、介護は家族でやるものという考え方から介護は社会でやるものといった考え方になっていったわけであります。
育児についても同じであると思います。
今の社会、子供を持たない夫婦も増えてきていますが、それはそれで自由だと思います。
自由だけども、保険制度に入っていただくことで、子供がいるいないに係わらず次世代を担っていく人たちに対する支援ができるわけであります。
まぁ、私が論ずるよりも、介護保険が40歳以上の加入と定められた時には既に育児保険のことも念頭に起きつつ制度設計されたのだと思います。
日本の官僚は優秀ですから、そこまで考えてるはずです。