髪の毛

私は癖毛(いわゆる天パー)であり子供の頃からよくいじめられていた。
小学1年の時、先生が「友達の顔を書きましょう」と言いました。
意地悪な子が私の毛をわざとグルグルとメンマの様に書きやがった。
それを見て、周りの女の子やらが笑っている。
それ以来、母親を責めることもあった。
何で俺だけこんな毛なのかと。
それに毛が細いんですよ。
だから髪の毛が伸びてくると、ボリュームが無く、ぐたぁーっとしてしまうのです。
直毛で、ツンツン元気な髪質の人に憧れたものです。
社会人になってからも、髪の毛についてはからかわれたことがあります。
何でそんなに毛がぐたぁーっと寝ているのかだとか、ずいぶんこの辺りが薄いだとか、言われたものです。
しかし、逆に褒めてくれる人もいました。
長年教育者として勤めた方が、「君みたいな癖毛の人は天才肌なんだよ。」と言ってくれました。
確かに野口英世も癖毛ですわな。
まぁ、35歳を過ぎてみるとどうでもいいって感じです。
20代では付けていた育毛剤も付けてませんし。
ただ、シャンプーはもう何年も薬用毛髪力を使っています。
父親も剥げてることですし、私も剥げることでしょう。
いや、もう剥げつつある。
最近、抜け毛も多いし、頭も痒い。
仕事や家庭や悩みは多いしストレスばかり。
10年後、どれだけ髪の毛が残ってるんでしょうね(苦笑)。