仙当城

長野県栄村の仙当城へ(11月23日)。
築城者は市河氏。
築城年は戦国時代?


西条城→鳥坂城→猿橋城と信越国境の城を攻略してきましたが、本日最後の城は仙当城です。
長野県の栄村にあります。
相当な山奥です。
仙当城という名前からして、まるで仙人が住んでいるような感じです。
さすがに、仙人には出会いませんでしたがね。


栄村といえば、東日本大震災(3月11日)の翌日に発生した長野県北部地震震源地です。
至る所に地割れがありました。


登城途中に大きな鹿さんに会いました。
距離にして10mくらい離れていたと思いますが、野生の鹿にビックもし感動もしました。
ってか、鹿?
それともカモシカ
いずれにせよ、凄い迫力ですわ。
ちなみに後で知ったことですが、この地はいつにあっても不思議でない地だそうです。
よく生きて帰ってこれたものです。
私は男2人で登城しましたが、単独での登城は絶対に避けるべきです。


さて、遺構としてはかなり立派です。
これだけの山奥によくこれだけの土木工事をしたなぁと感激しました。
長い土橋も見物です。


武田軍の城でしたが、後に上杉軍の城となりました。
信越国境の城ですが、交通の便が悪く、何のためにこれほど大規模な工事がなされたのか分かりません。
近くの国道117号線からも離れています。
なぜこれほどまでに大がかりな城となっているのか…。
大いに興味をそそりますな。


以上、本日は4つの山城を攻略いたしました。
下草が枯れ遺構を見るには最高の時期でした。





土橋









長野県北部地震による段差だと思われる。