東電株、一時148円=100円割れの懸念も

東京電力の株価が暴落しています。
震災前には、2,153円でしたが、本日は一時148円まで下げました。
下落率は実に93.1%。
凄まじい下落率です。
早く1円か上場廃止になれば良いのに…。


震災前に、東電株がここまで下がると予想した人は皆無だったでしょうし、配当も無しになるとは誰も想像していなかったと思います。
さらに上場廃止、国有化も囁かれています。


株も人生も先行きは分かりません。
「驕れる平家は久しからず」
常に謙虚で前向きに生きていくことが大切であると感じました。



東電株、一時148円=100円割れの懸念も
9日の東京株式市場で東京電力株が続落し、一時、前日比52円(26%)安の148円まで値を下げた。前日の取引時間中に付けた194円を大幅に下回り、2日続けて上場来安値を更新。終値は8円安の192円だったが、市場関係者は「100円を割り込んでもおかしくない」(中堅証券)と警戒を強めている。
 東日本大震災前まで2100円を上回っていた東電株は、福島第1原発事故による巨額損失への懸念で急落。8日には初めて200円を割り込んだ。この日も、損失覚悟で売却する投資家が続出、売りが売りを呼ぶ展開となった。
時事通信 6月9日(木)17時1分配信より引用


東電株、8円安の192円で引ける 一時、初の150円割れ
9日の東京株式市場で、東京電力株は午後に入り下げ足を速め、一時、前日終値比52円安となる148円まで値を下げ、初めて150円を割り込んだ。福島原発事故に収束の見通しが立たない中、政局の混迷で賠償金支払いの支援枠組みの行方に不安感が広がった。ただ、安値では買い戻しも入り、終値は8円安の192円で引けた。
 東電株は前日の取引で一時194円まで値を下げ、上場来安値を更新。この日も朝方から売りが先行、2日連続で上場来安値を更新した。
産経新聞 6月9日(木)15時5分配信より引用


東電出来高が4億株と過去最高、株価は148円まで下落
東京電力(株)が連日の上場来安値更新。9日は後場に入り前日比52円安の148円まで売られた。出来高は4億100万株と4月6日に記録した3億312万株を抜き、過去最高を記録した。午後零時46分に安値を付けたあとは買い戻しが加速、午後2時26分には1円安の199円まで買い戻されるなど、短期資金が中心のめまぐるしい展開。ちなみに、東日本大震災前日(3月10日)の東電終値は2153円で、この日の安値までの下落率は93.1%に達した。

 福島第一原子力発電所の事故処理にメドが立っていないうえ、巨額の賠償金問題に対応する政府の支援策がなかなか見えてこないこともあり、株価の動向は思惑が入り込みやすい状況。今後も放射能汚染に関連する悪材料や経営状況に関する報道を受け、株価が大きく揺さぶられる可能性がある。

提供:モーニングスター社 17時21分配信より引用