旭山城(朝日山城)

長野県長野市の旭山城へ(12月11日)。
築城者は、小笠原満経。
築城年は、1394年〜1428年ころ。


戦国時代には、武田信玄方の城でした。
第2回川中島合戦によって旭山城は上杉方に破壊されましたが、1558年に上杉謙信が再興したと伝わっています。
ちなみに、この第2回川中島の戦いは、今川義元の仲裁により、和睦を結んでおります。


朝から快晴でしたが、冷え込みが厳しく、薄っすらと雪がありました。


本丸跡は土塁が周囲を囲んでおります。
そして、興味深かったのは、本丸奥の削平地。
本丸跡も広いんですけど、本丸奥の削平地も、山城としてはかなり広い印象を受けました。


「謙信物見岩」という岩がありました。
実際に謙信がこの岩に登って周囲の様子を見たかどうかは分かりません。
それより、この岩は古代海底にあった岩が隆起したものであるとのことで、こちらの方に驚いてしまいました。

自然の力には、いつも驚かされます。


長野市内を一望できる場所にあり、謙信が重要視していた城であると感じました。


登り口


本丸跡

本丸手前の堀切

見晴台からの眺め

謙信物見岩