岩屋城

福岡県太宰府市の岩屋城へ。
築城者は、高橋鑑種。
築城年は、1532年頃。
こちらは、日本100名城ではありませんが、大野城を訪れた際に立ち寄りました。


岩屋城は、高橋紹運の城として有名です。
1586年、九州統一までもう一歩の所まできていた島津軍は2万の大軍で岩屋城を攻めます。
一方、守るのは大友軍の高橋紹運の700人。
2週間にわたる攻防が行われました。
しかし、多勢に無勢。
高橋紹運は力尽きます。


島津義久は九州を統一するわけですが、この岩屋城の戦いでの時間的ロスは大きかったようです。
結局、その後は豊臣秀吉に降伏することとなります。


高橋紹運の墓

「屍をば岩屋の苔に埋みてぞ 雲居の空に名をとどむべき」
高橋紹運の辞世の句である。