城主は、小田氏治であります。
中世の平城であります。
上杉謙信は、1564年〜1566年にかけ2回攻めております。
上杉謙信は、佐竹義昭、宇都宮広綱との連合軍で攻め、劣勢を悟った小田氏治は密かにしりを抜け出し、土浦城に脱出します。
しかし、謙信が越後に引き返すと、小田氏治は小田城の奪取に成功しております。
戦国時代の関東平野って、結局この繰り返しなんですよね。
上杉謙信が関東出兵すると、諸将は謙信方に付きますが、謙信が越後に引き返すと、再び北条氏康に寝返る。
意味ない、不毛な戦いに明け暮れていたわけですな。
現地には、詳しいパンフレットも置いてあり、小田城の歴史について学ぶこともできます。