湯築城

愛媛県湯築城へ(7月2日)。
実は、湯築城の前に松山城へ行ったのですが、編集の都合上、湯築城を先にご紹介いたします。


築城者は、河野通盛。
築城年は、1535年。
日本100名城に指定されております。
100名城のスタンプは、湯築城資料館にあるのですが、閉館時間ギリギリでしたが、職員の方が詳しく説明してくれました。


職員の方が、スタンプを押しに来た人に「ここは100名城っても、何もないじゃないか」と言われる嘆いておりました。
これからいく方は、そんなこと言わないであげてくださいね(笑)。


ここの築城者の河野氏について解説をしてもらいましたが、河野通信の孫が一遍であるということを聞き驚きました。
一遍って日本史に出てきますよね。
踊念仏で有名な僧侶であります。
ふむふむ。


それから、河野氏の年表を見ながら、「河野氏は強かったんだ」という話を聞かされました。
私が、「戦国時代の河野通宣とか河野通直なら知ってますよ。」と言ったらコーエーのゲームである「信長の野望」の話になってしまいました。
職員「本当は河野は強いんですけど、有力な家臣がいなくて、なかなか苦労する大名なんです。」とか、楽しくお話できました。
10分くらいのビデオも見せてもらいました。
河野軍が強かったということは、よ〜く分かりました(笑)。
地元の武将や歴史を愛する心。
大切なことだと思います。
親切に解説していただきありがとうございました。


それから、発掘調査で見つかった茶碗や皿に付いての解説を聞かされました。
職員の方が「この皿は1回使うと捨てていたようです。」と解説してくれたので、
私「どうして1回しか使わなかったって分かるんですか?」って意地悪な質問したら、
職員の方「…。えっ、いや、それは作りが粗雑で…。どうも儀式に使っていたと…。」と答えてくれました。
ゴメンなさい、意地悪な質問して。


そんな訳で、天守閣とかはありませんが、資料館の方は親切ですし、楽しくお話できたのが印象的でした。
近くには道後温泉松山城などもあります。



復元された武家屋敷と土塁


湯築城本丸跡展望台から松山城を望む

本丸跡にある展望台