長谷堂城

山形県山形市長谷堂城へ(6月12日)。


今回の山形県の城調査の中でも、最も関心のあった城であります。
というのも、東北の関ヶ原と言われた長谷堂城の戦いの舞台であるからです。
長谷堂城最上義光の家臣である志村光安が守っておりましたが、ここに上杉景勝の家臣である直江兼続が攻めます。
志村光安は1千人で籠城し、何とか守り抜きました。
この長谷堂城は最上軍の本拠地である山形城まで約10kmの地点であり、最上軍も最重要視していた城であると思います。


NHK大河ドラマ天地人」の影響か、非常によく整備されてました。
解説板も分かりやすく、勉強になります。
本丸跡からは、直江兼続の本陣も見ることができます。
肉眼でも充分目視できますので、兵に動きを観察することもできたでしょう。


確か前に聞いた話ですけど、山形県って山形市の人は最上派。
米沢市の人は上杉派というように二分されてるそうです。
まぁ、確かに山形市は最上の本拠地ですし、米沢市は上杉の本拠地ですからね。


この後、引き続き山形城に行きました。
山形城へは3回目ですが、まだ100名城のスタンプを押してなかったので…。それにしても、最上義光銅像はカッコイイと思います。
私は、日本一カッコイイ銅像だと思っております。


復元された水掘


土塁

帯曲輪

曲輪


本丸跡



本丸跡から直江兼続の本陣を望む
(写真中央に白い旗が見える)

長谷堂城主、坂紀伊守光秀

直江兼続の本陣跡からの見た長谷堂城

直江兼続本陣跡


山形城の最上義光銅像
最上義光