福井県福井市の一乗谷城へ(3月6日)。
日本100名城に指定されています。
まぁ、城というより館ですな。
築城は、朝倉孝景。
1471年のこととされています。
有名なところでは、戦国時代の朝倉義景でございますな。
この一乗谷には、応仁の乱で京都から逃れてきた文化人が多く集まり栄えていました。
一時は室町幕府15代将軍の足利義昭を匿っていた事もあります。
しかし、この人を匿ったのが運のつき。
対立関係にあった織田信長の侵攻により、一乗谷の地は焼き払われてしまいました。
平和な時代であれば、この繁栄も続いたのでしょうけどね。
見所は復元された町並みですな。
タイムスリップしたような感じです。
町並みの屋根は板葺きで、石が置いてありました。
戦国時代の地方都市の町並みは、瓦葺ではなく、板葺き屋根がほとんどでありました。
ここでは、ソフトバンクのホワイト学割のCMの撮影地でもありました。
天守閣などはありませんけど、風情があっていいです。
先ほど書きましたように、戦国武将というより教養人・文化人としての色合いが強かった朝倉義景らしい城下町と申せましょう。
復元された町並み
ホワイト学割の撮影現場にもなりました。
屋根の上には石が。
朝倉家の全盛期には、こんな感じで賑わっていたことでしょう。
朝倉義景の句(有能な戦国武将というより文化人としての一面が強かったようである)
朝倉義景の墓