国峰城

群馬県甘楽町の国峰城へ(1月10日)。
関東管領上杉憲政の重臣であった小幡重定の城でございます。
上杉憲政が越後に逃亡した後、重定は武田信玄に通じたため、箕輪城城主の長野業政により追放されます。
その後は、小幡景定が城主となりますが、1561年、武田信玄が再び国峰城を奪還し、再び重定が城主となりました。
以後、小幡重定は、赤備えの騎馬軍団を率いて活躍したということです。


「国峯小幡氏偲之碑」まで車で行くことが出来ますが、非常に悪路であります。
その碑から本丸跡までは20分も歩けば到着できますが、なかなか険しい上り坂であります。
きちんと整備はされておりますが、慎重に登らなければなりません。
本丸跡には、解説版などがあります。
本丸奥にも出丸があるので余裕があれば行ってみてください。
ただし、非常に急で危険なので充分注意してください。


平野部には外堀跡もあり、かなり大規模な城であったと思われます。
小幡氏が有力な武将であったことがうかがえますな。





本丸跡






国峯小幡氏偲之碑