替佐城

長野県中野市の替佐城へ(12月13日)。
武田軍の城であったと思われます。
築城年は、1564年頃。
主な城主は、小幡上総介。
この地は、長野県でも北の方であり、越後にも近いので、上杉軍の南進を阻むための城であったと思われます。


現在、城址公園として整備されています。
立派な解説版と簡易トイレも完備されております。
整備されてるとはいえ、訪れる人は少ないようですし、整備後のメンテナンスは不十分な感じがしました。
ベンチは朽ち果てようとしているし、本丸跡を示す表示も消えかけた看板が残るのみでした。
きっと、近くに高速道路が走っているので、高速道路建設時に公園として整備したのでしょう。


しかしながら、山城の構造を見学するのに不足はありません。
本丸跡には大きな堀がありますし、二の丸、三の丸と楽しむことができます。
傾斜も急ですし、攻めにくい城であったと想像できます。




本丸と二の丸を隔てる堀

本丸跡

本丸から二の丸を望む

三の丸