糸魚川市の不動山城へ(11月7日)。
城主は、山本寺孝長。
山本寺家は、越後守護上杉氏の一族であり、上杉家では有力な武将であります。
解説板が充実しており、分かりやすいです。
本丸からの眺めはご覧のとおり、素晴らしいものです。
北アルプスの山々から、日本海まで見渡せます。
遠くには、豊臣秀吉、上杉景勝、石田三成、直江兼続が会談したとされる落水城(勝山城)も見ることができます。
この城も、やはり狼煙の中継地点だったのでしょう。
また、二の丸、三の丸や堀も残っており、城としての機能は十分に味わえます。
上杉謙信亡き後の御館の乱では、山本寺定長と山本寺孝長の兄弟が、それぞれ景虎派と景勝派に別れて戦いました。
結局、景勝に味方した山本寺孝長が、その後、不動山城の城主となりました。
兄弟で別れて戦うなんて、真田家みたいですね。
戦国時代、厳しい時代であることを感じさせられます。
遠く落水城を望む
二の丸跡
不動山城遠景
参考リンク
http://d.hatena.ne.jp/mirainodaifugoo/20090317#p1