旗持城

柏崎市米山町の旗持城へ(10月4日)。
旗持城が歴史上に登場するのは、1578年に起きた御館の乱で、上杉景勝方の佐野清左衛門尉が立てこもり、奮戦したとのことです。
標高366mであり、近くの米山(993m)の子分みたいな山ですな。


この地は、上越地区と中越地区を分ける分岐点みたいな存在ですので、重要な位置であったと思われます。
ただ、城としては標高が高すぎる印象もありますけどね。
そうそう、狼煙の中継地点としては絶好の位置でありませう。
さて、国道8号線の米山駅近くに看板があり、頂上までは60分とのこと。
旗持城は山登りですので、軽い気持ちでの登城は止めておいた方がよいでしょう。
途中、「トリカブトの庭」という危なげな場所もありました。
実際のところ頂上までは、40分程度でした。
きちんと「旗持山城址」という手造りの看板が出ております。
城としての遺構は、ほとんどありません。
一部、堀らしき場所が確認できました。
その他に、中越沖地震の影響か、地割れが見つかりました。


ん〜、晴れてて良い眺めですし、心地よい風で気分が和みます。
手造り感覚の心和む山城でありました。





頂上から上越方面(春日山城方面)を望む

頂上から柏崎方面を望む

堀?

旗持山(遠景)