滋賀県湖北町の小谷城へ(9月21日)。
日本100名城に指定されています。
小谷城は、浅井亮政(1代)、浅井久政(2代)、浅井長政(3代)の城です。
浅井長政は、織田信長の妹お市の方と婚姻しておりますが、信長が朝倉氏を攻めた際に、朝倉方に付きます。
この時、長政は非常に悩みました。
信長方に付くか、朝倉方に付くか…。
しかし、長政の父である久政は、古くから縁のある朝倉義景に付くことを勧め、結局父に押し切られる形で長政は朝倉方に付きます。
これ、まさに老害ですわな。
久政さんは、隠居したんだから口出さなきゃいいのに。
どこかの政党と同じですね(笑)。
首相辞めた人は、ぐだぐだ言わんでいいっての。
私見ですが、浅井長政が実権を握ってたら、必ずや信長方に付いたと思います。
それはそれとして、織田信長のドラマでは、必ず小谷城は登場しますわな。
その際、羽柴秀吉がお市の方と子供たちを助け出すシーンも頻出です。
小谷城は、天守閣も残ってませんし、石垣も崩れかかってます。
しかしながら、ご覧のとおり解説板が充実しているので、当時を偲びながら散策を楽しむことができます。
浅井長政自刃の地や、浅井久政隠居の地とかがありました。
特に、浅井長政自刃のシーンはよくドラマにもありますので、神妙な気持ちになりましたな。
また、崩れかかった石垣というのが、落城した城の雰囲気を出してくれてます。
首据石なんという、打ち首にした人の首を置いたとされる石なんかもありました。
信長好き、戦国好きなら訪れて損はなき名城であります。
本丸
本丸からの眺め
首据石
小丸(浅井久政隠居の地)