金山城

4月4日の群馬県金山城の紹介をしませう。


金山城は、いままで訪れた山城の中でも、最も素晴らしいものであったと思います。
まず、切堀がしっかりと残っていることは言うまでもなく、ご覧のとおり素晴らしい石垣が残っている点でも評価が高いです。


説明によると日本の山城の要素に加え、朝鮮の城の構造も見られるとのこと。
確かに、日本の城というより、他の国に来たような印象があります。
この石垣で固められた池も見事なものです。
日ノ池と月ノ池というのがありました。


1574年には、上杉謙信が攻めましたが、落城させることは出来ませんでした。
まぁ、謙ちゃんってのは城攻めが下手くそですからな。
小田原城を攻めた時だって落とせませんでしたし。
短気なんですな。
いやいや、長期戦をしにくい戦局だったんですな。
例えば、関東の城で長期戦をしていると、武田信玄川中島方面へ進出してくるわけで、そうそう長期戦もしていられないってわけですよ。


それに、金山城を実際に訪れて思いましたが、これは確かに難攻不落の城ですわ。
いろんな所に仕掛けがあり、そうそう本丸までは近づけないですな。
もう、この城は要塞というか、神殿のようにも感じられます。
眺めも素晴らしいです。