姉歯容疑者ら8人を送検

26日、日産自動車を200株売却。
トヨタ自動車を100株売却。
三国コカコーラを100株売却。
リンコーコーポレーションを1,000株売却(損切り)。


27日、2千AUドルを売却。
1千NZドル売却。
2千USドル購入。


ずいぶん利食いさせていただきました。
額は少ないけど。
リンコーは損切り
これからは趣味の投資を減らし、実利主義で行きます。



今日はホリエモンの保釈がありましたね。
それより、私は姉歯秀次容疑者が逮捕されたことが印象的でした。
いや、姉歯秀次という人物に興味を惹かれています。
この人の性格、私の好きなタイプです。
逮捕される時、カ○ラじゃなかったですよね(笑)。
こういうところを見ていると、言葉では表しにくいですけど、ユーモアがあるというか、ここぞと言う時の胆力があるというか…。
そもそも最初にカ○ラだと言ったのって誰じゃい。
みのもんたが、朝ズバ!で「頭のほうも偽造してるんじゃないか」ぅて言ってましたけど(笑)。
私は、姉歯がカ○ラを取ると木村建設の東京支店長の篠○容疑者になると思ってたのですが(ここ笑うところです)。

でも、かわいそうだよね、母を失い妻も失い…。
カ○ラを取ることで、世間に無言のアピールをしたかったのかも。
国会の証人喚問で「弱い自分がいた」と言っていましたが、今の姉歯さんは弱くなんかない。
強い男ですよ。


しかし、普通、最後まで隠そうとするわな。


いやいや、私が資格試験受けているから感じるのかもしれませんけど、一級建築士の資格を取得するのは大変だっただろうなとか、努力したんだろうなとか、どうしてもそういうところに目が行ってしまいます。
悪いことは悪い。
罪はきちんと罰せられるべきだと思う。
しかし、これまで歩んできたその人の人生、見習う点は多くあると思う。
私って変人ですから、姉歯とか鈴木宗男とか、変な人に惹かれてしまう…。



耐震偽造 姉歯容疑者 努力家が一転、改ざんを続けたのか

26日午前8時44分。黒っぽい上着で、野球帽を深くかぶったラフな服装の元1級建築士姉歯秀次容疑者(48)は、ワゴン車の後部座席に乗り、東京・築地署に姿を見せた。記者の問い掛けにも答えない。耐震データ偽造が公表された翌日の昨年11月18日、千葉県市川市の自宅を取り巻いた記者たちに、スーツ姿で、構造計算書改ざんの手口を丁寧に教えた姿とは、明らかに違っていた。
 「後悔している」「(国土交通省が明らかにした)21件以外はやってない」。神妙な顔つきでこう話したが、その後の発言はコロコロと変わり、自らを「被害者」とさえ主張した。
 マンションなど計98棟の構造計算書を改ざんしながら「確認検査機関や国も責任を負うべきだ」とうそぶいた姉歯容疑者。何がきっかけで、なぜ改ざんを続けたのか。
  ■   ■
 宮城県大郷町で生まれ、小3で父親が家を飛び出したのを機に、古川市(現大崎市)に引っ越した。病気がちの母は、縫製や電機部品の組み立ての内職で姉歯容疑者と兄の2人息子を育てた。
 地元の工業高校建築科には父親姓で入学したが、高2の途中から姉歯姓を名乗るように。担任教諭は「家庭の事情」とクラス全員に理由を告げた。強豪の自転車部に所属し、放課後に黙々とペダルをこいだ。同級生の一人は「苦労しているはずなのにつらいそぶりを見せなかった」と当時の印象を語る。卒業後は上京して中堅建設会社に就職、建設現場を回った。
 「設計をやりたい」。79年、職業安定所ハローワーク)の求人案内を見て東京都内の設計事務所を訪れた。社長はまじめそうな人柄を気に入り、採用を即決した。徹夜が続くような忙しさに、姉歯容疑者は同僚と職場の床に寝袋を並べたこともあった。明るく、酒も飲み、カラオケで「星影のワルツ」を歌った。
 23歳で結婚。「母の笑顔が見たくて、ここまで一生懸命勉強してきた」とあいさつしている。88年に独立するころは、後輩をまとめる番頭役だった。90年に1級建築士として登録。ホテルやマンションの構造計算を手掛けるようになった。
 やがて妻が病気になり、医師から入院を勧められたが、自宅で看護を続けた。
 「1級建築士の誇りもあり(違法な鉄筋の減量は)できないと思ったが、病気がちの妻を抱えて、断れば収入がゼロになると葛藤(かっとう)がありました。絶対にやってはいけないと分かりつつも、弱い自分がいた」。姉歯容疑者は昨年末、国会の証人喚問で、そう説明している。
 だが、妻は先月末、千葉県市川市内のマンションから飛び降りて亡くなった。「努力」の原動力でもあった母親も、3年前の夏に亡くしている。
 一方、姉歯容疑者から1級建築士の名義を借りたとして逮捕された建築設計業、秋葉三喜雄容疑者(46)は、逮捕前に「建築主も了解した。こんなことで逮捕されるのか」と不満を述べた。
 2人の出会いは約10年前。秋葉容疑者は「姉歯建築設計事務所 意匠スタッフ」と「秋葉設計」の二つの肩書を併記した名刺を使用。得意分野が違うため、互いに仕事を依頼し合ってきた。
 容疑について秋葉容疑者は「建築主とは建築場所の選定や大まかな建築計画などを話し合った。確かにそうしたプランニングにも建築士の資格が必要とは知っていた」と認める一方で「姉歯名で建築確認申請することは建築主にも伝えていた」と弁明。秋葉容疑者は建築主から受け取った代金から、姉歯容疑者に取り分を渡していた。
毎日新聞) - 4月27日9時54分更新